平成27年8月17日(月)から18日(火)にかけて、標津町の障がいのある子どもときょうだいのための「ときわサマーキャンプ」を開催しました。今年は、3歳から高校2年生までの30人の子どもと釧路校地域学校教育専攻の学生25人、釧路専門学校の学生1人が参加しました。
はじめにアイスブレーキングゲームをし、その後は子どもと学生のペアで、標津町内の「お気に入りの場所」に行きました。釣り体験、水遊び、魚とのふれあい体験、オセロや囲碁、ボールゲームをするなど、標津町の方々のご協力のもと、どの子どもも学生と一緒に楽しんでいました。子ども達と別れた後は、保護者の方から、障がいのある子どもときょうだいを育てる親の気持ちや願いについて、お話を伺いました。これから教員になることを目指す学生たちにとって、貴重な経験となりました。
このキャンプは子ども達にとって、自分が大切にされ、受容される喜びを味わい知ることで心の成長を促すものであり、学生達にとっては、子どもを丸ごと受け止め、寄り添う体験に取り組むことで、教員としての人間性を高めるものであるという、相互の育ち合いの場となっています。