平成２６年春の叙勲

　平成２６年の春の叙勲が４月２９日付けで発令され、本学関係者では、次の方々が瑞宝中綬章（教育研究功労）を受章されました。

　藤井英嘉氏は、体育学の分野において、体育スポーツの思想史や競技史研究における歴史的な背景を考究し、スポーツ文化の再生・再現の実験スポーツ史の発展に多大に貢献されました。特に、「ユーラシアにおける遊技」の伝統遊技と学校教育及び生涯教育の伝統　的な教材の位置づけに寄与されました。
　また、北海道教育大学の管理運営においても、釧路分校主事、学長として本学の充実発展に多大の貢献をされました。

　本多正孝氏は、物理化学の分野において、化学反応の速度論的研究を行い、化学反応の機構を明らかにするなどの成果を挙げられました。
　また、北海道教育大学の運営においても要職を歴任し、本学の発展に尽力されました。

　吉田弘夫氏は、フランス絶対王政期の研究の分野において、地方行政の実証的研究を通じて絶対王政権力の実態及びその歴史的限界を明らかにし、絶対王政研究の発展に大きく寄与されるとともに、心性史を基軸とするフランスアナール派歴史学の研究成果と動向の紹介・批評を行い、ジャン・ピエール＝グーベル著「水の征服」を翻訳・紹介し、高い評価を受けております。
　また、北海道教育大学の運営においても、札幌分校主事、本学学生部長等要職を歴任し、本学の発展に尽力されました。

（人事課）