平成25年3月6日(水)、静岡県で開催された第60回日本生態学会のポスターセッションで、大学院理科教育専修の佐藤一樹さん(函館校、当時修士課程2年)が最優秀賞を受賞しました。
受賞した発表タイトルは「The kin recognition behaviors and genetic structures of 8 Argentine
ant (Linepithema humile) super colonies in western Japan」で、外来アリの一種であるアルゼンチンアリの行動と遺伝的な背景を明らかにしました。
日本生態学会は参加者数が2,500人を超える大きな全国規模の学会で、ポスターセッションには400人の博士、修士や研究生がエントリーし、非常に高度な内容での選考になりました。
また、学会にポスター賞が創設されてからこれまでの11年間で本学からの受賞者はなく、初めての快挙となりました。
佐藤さんからは「受賞できるよう4年生の時から村上准教授のご指導のもと努力してきたが、本当に受賞できるとは信じられない。頑張って良かった」と喜びのコメントが寄せられました。
なお、佐藤さんは高度な専門性を生かして、本年4月から千葉県の高校で理科教員として活躍しています。 |