平成24年11月16日(金)、本学と公益財団法人新国立劇場運営財団は、新国立劇場との公演・人材交流・人材育成などについて連携・協力を推進するため、協定を締結しました。国立大学では、東京芸術大学に続き2番目となります。
本学岩見沢校音楽コースにおいては、かねてより新国立劇場との関わりが強く、連携・協定締結が懸案事項となっていましたが、この度成立した「劇場・音楽堂等の活性化に関する法律」において、劇場・音楽堂等の事業を行うために必要な専門的能力を有する人材の養成、確保等を図るため、大学との連携・協力を促進すべきことが規定されたことなどから、芸術表現等の分野で緊密な協力関係を築き、教育・芸術文化の振興及び地域振興に資することを目的として、今回の協定締結に至りました。
新国立劇場としても、この連携協定により、北海道地区における現代舞台芸術に親しめる機会の提供、現代舞台芸術の振興及び広報・普及、オペラ研修生・バレエ研修生・演劇研修生の実習公演等による人材養成及び地域貢献が可能となります。
新国立劇場の福地茂雄理事長からは「各大学との連携を進めている中で、教育大学とは初めてであり北海道の大学と連携・協定を締結できることは大変嬉しい」、そして、本間学長からも「本学は芸術とスポーツの分野を岩見沢校に集約し、北海道における芸術・スポーツ分野の拠点として行こうとしていることから、新国立劇場との協定締結は非常に喜ばしい」との言葉がありました。
このように、本学と新国立劇場との連携・協力は、大学の教育・研究水準の向上を図るうえで大変有意義なものとなり、また、文化庁が平成25年度概算要求している「大学を活用した文化芸術イノベーション~大学からの文化力発信事業~」にも積極的に応募する予定であり、より一層の協力を推進していくこととなります。
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