平成24年3月25~29日、本学の11附属学校園から各1人の教員が、韓国の教育現場視察のため、本学提携大学を中心とした附属学校を訪問しました。
1日目は、本学提携大学である釜山教育大学附属小学校において、特別支援学級、科学、算数、英語、道徳のうち、各自が興味をもった授業を参観し、その後、授業内容について担当教員との意見交流等行いました。
2日目は、ソウル市内にある梨花女子大学附属幼稚園と附属中学校を訪問しました。附属幼稚園においては、各保育室に隣接する保護者のための観察室において、マジックミラー越しに保育の様子を観察したり、中学校においては、生徒の食生活改善のために増設された食堂や、授業が行えるようプロジェクター、スクリーン、座席が内部に設置された図書室等の施設も見学し、その充実ぶりに感嘆しました。
3日目は、本学提携大学であるソウル教育大学附属小学校を訪問しました。放課後には児童が自由に学べる放課後活動施設において、バイオリン、外国語やスポーツの活動風景も参観しました。
各視察の後には、場所を変えて、参加者全員が集まってミーティングを行い、情報を共有するとともに互いの意見を交流し合いました。
参加者の多くから、「他国の大学附属学校を視察することができ、大変刺激になった。これから新学期を迎えるにあたって、参考になったことをいろいろな場面で活かしていきたい」との意見が寄せられているように、大変有意義な視察となりました。
また、11附属学校園の教員が4日間を共に過ごすことにより、附属学校園の連携に新たな絆も生まれました。
今回の視察については、教員各人が報告書を提出し、報告集としてとりまとめる予定です。 |