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概要

教育大学園情報誌30号

釧路キャンパス学校カリキュラム開発専攻三年中村 唯雪さん大変なのではないかと考え、研究室は仮所属になりますが配属をしてもらう予定です。 釧路校ではへき地教育などにも強く力を入れています。そのため、釧路校の学生にはへき地小規模校に興味を持って入学してくるケースが少なくはありません。将来、へき地小規模校へ勤務することになったときに、一学年一クラスや複式学級であることもあります。そのときに担任を持てば、新任でも学年主任になることもあり得るのです。今までのように私は国語専門です。それだけでは、クラスは作っていけないのです。少ない人数で、学校を運営していかなければならなくなったときに、いろいろなことに目配りのできる教員になってほしい、学級経営も教科の勉強もいろいろなことを学んでほしいという願いを込めた新カリキュラムになっています。すべてのことを百点になってほしいということではなく、少しでもたくさんの知識を入れておくことで、現場に出たときに役立つことがたくさんあると考えています。へき地教育についてもっと詳しく知りたいのであれば新カリキュラムの目玉である「プロジェクト研究」の中からへき地教育の内容を選択して、いろいろな先生方を巻き込んで学ぶこともできます。新カリキュラムでの学生の主体的な姿に期待しています。 入学してきた学生の選択肢が増えることはとても良いことであると思います。今までは、学生番号が専攻別で分けられていたけれど、そうではなくなるので、大変なこともありそうだなと感じます。だからこそ、先生や先輩方が後輩の相談に乗ったりして助けてあげる必要があると思っています。何か困ったときには、一年生のうちから研究室に配属になるので、研究室の先輩や部活の先輩にいろいろ聞いて決めるのが良いのではないかと思います! もちろん私も相談に乗りますよ。インタビュアーの声釧路校・教員養成課程・学校カリキュラム開発専攻3年西村 日花里(にしむら ひかり)今回、新カリキュラムについてインタビューをしましたが、在学中の学生からするとうらやましい面もたくさんありました。さまざまな経験をすることで、次に入学する学生たちは、知識や技能の面でたくさんの引き出しを得られると思います。きっと楽しい学生生活になると思いますよ!!新カリキュラムについて在学生へのインタビュー03新専攻開設のパンフレット9 Spring/Summer 2019 No.30