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概要

教育大学園情報誌30号

? 特集 ? NEW WAVE OF 北教大な形態ではなく、学生が興味のあることを主体的に学べるようなものになっています。 これまでは、入学前に釧路校が発行しているパンフレットの情報を見たり高校の卒業生に話を聞いたりして専攻を決めて、大学で学ぶようになっていましたが、新カリキュラムでは、入学後たくさんのことを学んでそこから自分の深めたい学びを追求することができるという点が一番の変更点ではないかと思います。その中でも「プロジェクト研究」は、今回のカリキュラムの目玉になります。 新カリキュラムでは、学生の総合的・横断的な力を養いたいです。そのために、今まで一つのことをやっていたカリキュラムだったところをたくさんのことが横断的にできるようなカリキュラムに変更しました。また、新しいことなので、学生の不安もたくさんあると思い、一年次から各研究室に仮所属してもらおうと考えています。学生は一人暮らしが多いです。その中で過ごすことは自由ではありますが、部活動やサークルなどに所属していない学生にとっては、よりどころになる場所がないと 二〇一九年度より釧路校では、多様な分野にまたがる教育課題に対応できる実践力を持った教員養成のために、これまで三つあった専攻を一つに統合し「地域学校教育実践専攻」という新たな専攻を開設しました。そこで、今回は、この新専攻のカリキュラムの特徴について釧路校キャンパス長である浅利祐一先生にインタビューをし、その上で、在学生に新専攻についての思いを尋ねました。 二〇一八年度までの釧路校のカリキュラムは、「地域学校教育専攻」、「地域・環境教育専攻」、「学校カリキュラム開発専攻」の三つの専攻から成り立っていて、入試の時点で、自分の希望の専攻に入るようになっていました。それが今回、このシステムを廃止し、すべての授業を受けられるカリキュラムになったのです。その上で、分野に入ることができる人数に制限はありますが自分に合った分野を選び、四年間学んでいくというようなシステムとなりました。さらに、分野横断的な学びを追求する科目「プロジェクト研究」を設置しました。「プロジェクト研究」は、今までの授業のようNEW WAVE!!新カリキュラムでさらなる進化釧路キャンパスKUSHIRO CAMPUS新専攻のカリキュラムについて01新カリキュラムに対するキャンパス長の狙い02キャンパス長へのインタビューの様子8