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概要

教育大学園情報誌30号

 私が留学していた東洋アフリカ研究学院は、通称SOAS(ソアス)と呼ばれていて、ロンドンの街中にあります。SOASではファウンデーションコースという、英語が母語ではない人のための大学進学準備コースがあり、私もそのコースで勉強していました。授業の中で小論文を書いたりディスカッションをしたりして「英語で勉強する」ということを経験しました。先生たちはとても親切で、英語自体に関すること、授業の内容、イギリスの文化や習慣など何を質問しても熱心に教えてくれました。分からないときにちゅうちょせず聞ける人がいるということはとても良いことだと、今あらためて実感しています。 学校外ではゴスペルのクワイアに参加したり、夏休みにはスコットランドの小さな町の小さなホテルでお手伝いをしました。 実を言うと私はほとんど事前学習をせずにロンドンに行ってしまったので、最初の3カ月くらいは本当に地獄TO岩見沢校・芸術・スポーツ文化学科・芸術・スポーツビジネス専攻越後 綾音(えちご あやねロンドン大学東洋アフリカ研究学院 2017年4月12日~2018年3月16日 )さんイギリス期間を見ました(事前学習をしないと本当に後悔します、お気をつけください)。そんな落ち込んだときは、ミュージカルを観たりスコーンを食べたり紅茶を飲んだりしました。ちなみに私は勇気が出なくてできなかったのですが、そういうときには公園での日なたぼっこもお勧めです(ロンドンは曇りの日が多いので、晴れの日にはたくさんの大人が日なたぼっこをしています)。岩見沢キャンパスイギリス米 国|国|際|交|流|ニ|ュ|ー|ス|International exchange news 2017年8月中旬から2018年5月上旬までの約9カ月間、アラスカ大学フェアバンクス校に交換留学をしていました。大学在学中に留学をして、アラスカの自然を満喫できたことは非常に楽しく、刺激的なものでした。また、英語を第二言語として習得することもでき、アラスカへの留学は私の今までの人生の中でもとても有意義なものとなりました。 アラスカが見せてくれる自然は夏と冬で大きく異なり、夏と冬で気温TO岩見沢校・芸術・スポーツ文化学科・スポーツ文化専攻大石 和輝(おおいし かずき)さんアラスカ大学フェアバンクス校 2017年8月23日~2018年5月5日米国期間差が70℃あることや、また、夏には日が落ちない白夜、冬には日が昇らない極夜、そしてNorthern lights(オーロラ)など、珍しい自然現象を経験することができました。夏には山にハイキングに出掛け、冬には、凍った湖でSnowmachining(スノーモービル)や山にスノーボードをしに行くなど、まだまだやり残したことはたくさんありましたが、アラスカの自然を堪能できたと思います。 大学では、英語のクラスの課題をこなしながら、自分の興味ある分野も並行して学ぶことができるなど、かなり柔軟にクラスを組むことができました。また、努力の成果もあり、留学前後でTOEICのスコアを400点近く上げることができたことは、自らの自信につながりました。最後に、留学をする上で、日本を代表するものとして恥ずかしくない振る舞いをすることが大切だと思います。また、留学を実りあるものにするためにも、ある程度の英語能力を身に付けてから留学に臨むのが良いと思います。大都会ですが空は意外と広いです夏休みに行ったネス湖SOAS の新校舎。ランチタイムや放課後は人であふれています韓国人のお友達とミュージカルを観に行った時本場のアフタヌーンティー!学校の近くにビッグベン大好きな先生とクマの毛皮とムース(ヘラジカ)の剥製。アラスカではハンティングが有名アラスカのジム友人の家の隣にある凍った湖rescue practice の授業。凍った池からの救出スーパーのハロウィーンのデコレーションアラスカの地ビール。おいしい22