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教育・学生支援


「第8回教育に関する環太平洋国際会議」を開催

 平成29年11月4日(土)、5日(日)の2日間、札幌市のかでる2・7において、「第8回教育に関する環太平洋国際会議」を本学が主催校となり開催しました。
 本会議は、各国から教育研究者が集まり、研究成果や意見の交換を通じて、国際社会における教育の諸問題について理解を深めることを目的としており、第1回は平成18年度にイリノイ州立大学(アメリカ)と本学が共催し、平成24年度より新たに釜山教育大学校(韓国)、台北市立大学(台湾)及びブラパー大学(タイ)が幹事大学に加わり、回を重ねてきたものです。
 当日は、幹事大学からの来賓のほか、本学から蛇穴学長、本会議実行委員会委員長の横山理事・副学長、同副委員長の阿部理事・副学長の他、教員や院生をあわせて約60名が出席し、国内外からの発表者・参加者と合計して、約170名が2日間にわたり会場を訪れました。
 今回は「教育における連携・協力の在り方~地域協働から国際協力まで~」をテーマに、アメリカ、台湾、韓国、タイの他、各国からの参加者により分科会やポスターセッションで発表が行われました。
 初日は蛇穴学長の挨拶に始まり、続いて早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授で国際部長の黒田一雄氏から「アジアの発展途上国における障がいとインクルーシブ教育~JICA研究所による実証研究から」と題して基調講演があり、70名を超える聴衆が耳を傾けました。講演後は活発な質疑応答が行われ、大変充実した講演会となりました。
 また、同日夕刻より行われたレセプションでは、各国から参加者が集い交流を深めるとともに、本学釧路校中西准教授と指導学生により日本の伝統芸能である能が披露され、盛会のうちに終了しました。

黒田一雄教授の基調講演の様子

ポスター発表の様子

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